33歳にして定職を持たずにいる國(guó)松新太郎(浜田雅功)は、叔母である星野遙子(加賀まりこ)にコンビニエンスストア経営を誘われ大阪から上京してきた。しかし全くやる気が感じられず、店員の本多里美(永作博美)らに早速嫌われてしまう。ある日 ひとりの少年、日比野雄大(濱田岳)が萬(wàn)引きをする。その少年はこの店の萬(wàn)引きの常習(xí)犯であった。 生意気な性格である雄大に対して腹を立たせながらも、両親がいないという少年の心境を考える新太郎は優(yōu)しく、そして時(shí)に厳しくしながらも世話を見る。新太郎と夏休みだけの約束で共に同居することになったが、雄大には悪い萬(wàn)引きグゼがある。実は雄大は父には捨てられ母には夜逃げされて捨てられていて、自分で獨(dú)立して生活しようと思っての萬(wàn)引きだった。多難な狀況の下、里美を含めたそんな三人の中に知らず知らずの內(nèi)に深い関係が築きあがって行く。