タクシー運(yùn)転手として札幌の街を日夜走り続ける也英。さかのぼること數(shù)十年前、高校生だった也英は、客室乗務(wù)員になることを夢見ながら田舎の町で暮らしていた。
勇気を出して晴道とデートの約束を取りつける高校生の也英。一方現(xiàn)在の也英は、特別な人からのプレゼントが屆き、幸せな気持ちになる。
2001年、上京した也英が小さなアパートで暮らし始める一方、自衛(wèi)隊(duì)の航空學(xué)生となった晴道は日々訓(xùn)練に勵(lì)む。詩のことが頭から離れない綴。
雪が降り続く故郷の町で、わくわくしながら海外からの荷物を開封する幼い頃の也英。一方現(xiàn)在の也英は、晝休みに晴道とメールのやり取りをする。
晴道の自宅に招かれた高校生の也英は、そこで明るくにぎやかな彼の家族と対面する?,F(xiàn)在の晴道は、恒美に対して狀況を説明しようとする。
大きな家とかわいい息子。若くして母となり、一見誰もが羨むような生活を送る20代の頃の也英。一方現(xiàn)在の晴道は、退院したばかりにもかかわらずさっそく出勤する。
考え事をしていた也英は、高速を降り損ねて酔っぱらった客を怒らせてしまう。その數(shù)年前、晴道は自衛(wèi)官として復(fù)興支援のためイラクに向かう準(zhǔn)備をしていた。
故郷である北海道の町で、雪深い丘にのぼった高校生の也英と晴道はある約束をする。一方現(xiàn)在では、恒美がウェディングドレスの試著をする。
北見まで模試を受けに行くため、朝早く自宅を出る高校生の也英。そして現(xiàn)在の也英は、溫かな気持ちで過去の思い出を振り返っていた。